ヒヨコ大学院生による看護科学の探求

看護師の資格を取り、三年勤務したのちに大学院に入学しました。論文を書きながら、がんサバイバー支援での看護研究者・臨床家の役割について考えています。

2014年夏の米国研修(第一回:奨励賞について)

学内の大学院学生研究奨励賞を授与し、海外研修に行ってきたのでその報告と、覚書きとして記録に残したいと思います。 第一回目として、まずは奨励賞に関して。 本研究奨励賞は、博士後期課程学生に応募資格がある海外研修の奨励金です。 つまり、博士後期課…

英語学習のこと

中学生から英語始めました。 父親に勧められて始めたのが、NHKの中学生向けのラジオ英語講座でした。 一日15分、これだけ。楽しく続けられ、英語も好きになりました。 高校でも同じくラジオ講座だったわけですが、ちょっとだけレベルアップした内容に。 大学…

看護者(臨床家+研究者)が、博士論文を通じて考えるべきこと。求められていること。

本日の博士論文ゼミ;博士課程の先輩はレビューアとのやり取り真っ最中 午後1時から午後5時まで、4時間のディスカッションでした。メインは、以下の事について整理し、丁寧に言語化することです。 重要な看護問題はなにか その問題を博士論文(研究)で取り…

本教室のポリシー(大事なことなのでメモ)

本日は2014年仕事始めとなりました。 昨年末のゼミで私たちが教わってきたこと、大事にすべきことをメモとして残します。 以下、教授のコメントをメモ。 ------------------------------------------------------------------------ 本講座の看護の理念は、…

学部1学年(看護専攻)のインタビューを受けることに。

「看護の統合と実践」の授業では、 ”看護学の学習を始めたばかりの一年生が、様々な場面における看護のあり方について知り、生涯にわたり自立して看護を学んでいけるようになるための学習態度を養うこと” という目的の元、各専門に精通している看護職にイン…

がんに関する研修の情報

①がん看護の国際セミナー 米国におけるARPNの役割機能に関する講演 by がんプロ養成基盤推進プラン @慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科看護学専修 ②多職種連携の推進に寄与するリーダーシップ育成 宿泊研修なんて!楽しそう。 勉強になりそう。 htt…

博士論文データ収集開始

2013年度4月より博士後期課程2年生になりました。そんな前置きをしておいて、5月も終わろうとしていますが。 本年度に入り、いよいよデータ収集を開始しなければ、今年中に論文投稿するという目標が潰えてしまうという危機感を感じながら、3~5月は倫理審査と…

第27回日本がん看護学会学術集会

27th Annual Conference of the Japanese Society of Cancer Nursing 2013年2月16日から17日に、石川県金沢市で開催されたがん看護学会に参加してきました。 私は、この機に初めて金沢に行きました。そして飛行機で行けるということに気付かず、新幹線を予約…

2013年1月 全体ゼミ メモ。

全体的に12月、1月のプレゼンの時からの進捗は見られるものの、いつの倫理委員会に出す予定なのか見えない。一刻も早く出す方向で。 ◇いつ出す予定なのか、それまでに何をどうしたいのか、早急に個別で報告。 ◇来年度海外研修の時期、内容の検討が必要です。…

研究計画作成中

ここの所、週一回くらいのペースで教授とアポを取ってマンツーゼミをしています。 研究計画を倫理審査に出す予定が二か月も遅れているためです。 まだ煮詰まっていないところがあるけれど、いよいよ待てなくなってきた。 研究に要する時間を考えると、とても…

SASを用いた統計分析の復習【回帰と相関】

相関係数とは・・・2つの変数間の関係の強さを数字によって表したもの。 通常は r によって示される。 1もしくは1に近いほど相互に関係が強い。 2つの変数が両方とも計量データであれば、Pearsonの積率相関係数を用いる。 もし一方にでもカテゴリデータが含…

学会発表、そして・・・

今週末、第41回日本女性心身医学会学術集会が2日間にわたって開催されました。 テーマは「癒しと医療」。様々な年代の女性の抱える問題や、ケアについて、たくさんの学びがありました。 女性がんの患者さんの心のケアを中心としたシンポジウムでは、臨床でご…

International Conference in Kobe

先週末の、本年度最初の国際学会に参加しました。The 9th international conference: Even with Basic Health Care, Prepare for the Unexpected国際看護の教室からは、私も含めて3名が登録しました。修士の2年、博士2年、そして私の通称「団子三姉妹」です…

ゼミ、同級生の授業、そして学会発表準備。

第4回の公開ゼミ本日は月の最後の水曜日。午前中は月一開催の公開ゼミ日でした。前回からの一か月、関連文献を読んで、ちょっとずつわかってきたことを自分の研究の枠の中にはめながら文章にしてきました。 発表して気づいたことは、前回指摘されたことをよ…

第3回 公開ゼミ

昨日は3回目の全員ゼミでした。 全員が自分の研究論文を持ち寄って、ディスカッションしています。 私はといえば、文献検討を見てもらい、 研究テーマを固め、研究目的を明確にするためのストーリー作り真っ最中。 研究方法や研究枠組みについても沢山のアド…

第2回 公開ゼミ

本日は本年度第2回目の公開ゼミ。 先週はこれまでの研究報告など、自己(研究)紹介的にそれぞれ発表しました。 今回はこの1週間の進捗状況報告。修士2年生は、倫理も通過しており、いよいよ具体的に研究をどのように進めていくか。 つまり、データ収集をどこ…

2012年度 第一回Journal Club −人間と放射線−

2012年度 博士後期課程としての一年がスタートしています。先週は全員での「他言無用!公開ゼミ」(通称、ゼミ祭り)が開催されました。 現在、国際看護開発部の部員は修士1年1名、2年2名、博士1年3名、2年1名。計7名というかつてない大所帯になっております…

2011年度最終日

今日は2011年度最後の平日です。というわけで、大学に来ています。修士最終学年となった今年度は、怒涛の一年でした。 4月5月はまだそれほど危機感がなかったのですが、(それもまずかった) 6月7月にようやく研究が倫理審査を通過して、データを取り始め、 …

オレンジ本 第6章 Writing an Article for Publication

本日は、疲れた頭や心を休めるため、オレンジ本に手を付けました。タイトル通り、第6章 論文投稿のための執筆活動についてです。まさに今、データを2例増やして、雑誌に投稿するために英文校閲に出そうかというところ。そこで、ピッタリな内容なのでメモがて…

がんと就労シンポジウム

厚生労働省科学研究補助金 がん臨床事業 高橋班主催 公開シンポジウム 「がんと就労シンポジウム」 に出席してきました。シンポジストとして昨年に引き続き2度目の参加でした。本研究班の共同研究者である先生の御膝下で、研究協力者として 毎回の勉強会、会…

2012年スタート

あけましておめでとうございます。2012年1月は怒涛の忙しさと体調の悪さでスタートしました。 寒い日が続きますので、今後は風邪をこじらせる前に病院に行くようにします。 さて、年が明け、重要な出来事と致しましては、1月6日に修論の公開審査がありました…

Academic Training 2011/10/18 第4回オレンジ本

いつの間にやら第4回のオレンジ大会でした。テーマは 「Writing Business Letters, Memos, Reports, and Notes」書面でのコミュニケーションは専門家としての印象に影響を与える。印象の悪さは書き手だけでなく、会社のサービスの質にも悪影響となりうる。た…

Academic Training 2011/09/27 オレンジ本

プレゼンテーションスキルの向上について学ぶ! 本日のアカデミックトレーニングは以下の内容で行われました。第2章 Developing Presentation Skills1)成功するために計画すること 2)はじめ方 3)聴衆をターゲットとすること 4)プレゼンテーションの本題 …

Academic Training 2011/09/28 Journal Club

本年度もJournal Clubがスタートしました。 今日が第一回目です。以下の論文についてまとめ、論文の内容や体裁について議論しました。 Title : Differences in Self-reported Attentional Fatigue Between Patients With Breast and Prostate Cancer at the …

Academic Training 2011/09/14 青本

残暑凌ぎ難き候、皆様ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。・・・と、本当に残暑の厳しい九月です。 頭の挨拶文は8月の挨拶でヒットしました。9月の例文で検索すると「爽やかな季節を迎え」や「残暑もようやく和らぎましたが」等と言う文句が多いよう…

Academic Training 初級編&上級編

新涼のみぎり、皆様にはいよいよご多忙のことと存じます。本日は昼にAcademic Trainingがありました。 2010年夏にスタートしたゼミで、国内はもちろん、海外での学会や研修で身につけておきたい基本的なマナーを学んでいます。昨年は修士の1年2名と教員で洋…

テープ起こし

研究のデータ分析のお話。私の修士の研究はアンケートとインタビューでデータを集めています。今日は7月にデータ収集を始めて、最初に行ったインタビューのテープ起こしをしました。というのも、先日先生と話していた時に、 私が自分のインタビューの質問や…

ネットワーク作り

Facebook始めました。昨日の教室会議では、どうやったら情報公開と情報共有が効率よく効果的に しかも魅力的な方法で行えるかとうことについて悩みました。結果、Facebookを利用することになりました。http://www.facebook.com/pages/International-Nursing-…

近況

8月も終わろうとしています。 暑さが和らいできました。今年の夏は学会、研究調査開始、富士登山と 盛りだくさんでした。研究は外来で患者さんとお話しできて とても充実しています。研究で知りたかったことを知るということは とても難しいことなのだと実感…

国際学会でのプレゼン

記憶喪失する前に覚書を書きたいと思います。6月25〜27日に京都で第10回国際家族看護学会が開催されました。 今年はこの学会での発表が一つのヤマ場でもあります。昨年の12月に学会登録をして、忘れたころにやってくる発表。分析を見直して、軌道修正をしつ…