ヒヨコ大学院生による看護科学の探求

看護師の資格を取り、三年勤務したのちに大学院に入学しました。論文を書きながら、がんサバイバー支援での看護研究者・臨床家の役割について考えています。

テープ起こし

研究のデータ分析のお話。

私の修士の研究はアンケートとインタビューでデータを集めています。

今日は7月にデータ収集を始めて、最初に行ったインタビューのテープ起こしをしました。

というのも、先日先生と話していた時に、
私が自分のインタビューの質問や応答の傾向について、
患者さんの答えを誘導していないだろうか、あるいは適切に応答しているかについて
不安がある。

と相談したところ、

一度テープに起こした文章をチェックしてもらうことになりました。

実際インタビューでは、アンケートに沿って患者さんにお話をうかがって、
さらにいくつか研究テーマに沿った質問をしていくのですが。。。

最初はなにを聞いているのか、自分でも分かりにくいなと感じてしまったり、
患者さんが答えに悩んでいるときにまさに「こういうことですか?」
と誘導尋問になってしまったり。

きっと患者さんも戸惑っているのではと思います。

さて、今日はその自分が行った35分ほどのインタビューを
エクセルをつかって文字に起こしたわけです。
これをテープ起こしと呼んでいます。

テープ起こしは大学4年のときにもやりましたが、
その時のことはすっかり忘れていますので、
非常に新鮮な気持ちで取り組みました。

・・・とっても時間がかかりました。

最初の10分を1時間で。
このペースでいくとだいぶかかるぞと思いながら、
途中、空腹に耐えかねて、ランチを挟んで、

テープ起こし本体にかかった時間は3時間半。

やはり。

10分1時間かかります。

これから30人の方のインタビュー、それぞれ30分程度ずつで、
・・・・

まだまだこれから。
研究発表の日が音を立てて近づいてくるのを感じます。